- ちょっと音にこだわりを持つ人なら、このCDの小さな欠点を挙げるのは容易です。
・音の処理
・不自然な構成、拍手・・・等々。
ただ、些細な欠点を補って余りある(はるかに凌駕する)内容がこの中に詰まっているのでは?この音楽を今、純粋に作品として楽しまないのは、余りに勿体ないのではないのか?
私は、そう思いました。
一般に音楽、小説、詩・・は、たとえそれが名作と評価されていたとしても、それにふれた時の自分の精神状態、これまでの体験などによってその反応は相当変わるものですが、この作品はそういう事とは関係のない、すばらしい出来といえるでしょう。
人の魂を揺さぶる歌(声)を久しぶりで聴いた感じです。特に、「朝日のあたる家」は歌いだしを聴いただけで“鳥肌もの”です(最近の慣例に準じ肯定語として使いました)。
“ちあきなおみ”って、こんな声で、こんな感じで唄う歌手だったっけ?「四っのお願い聞いて、聞いて欲しいの・・・♪」だと思っておりました。
「ニュー・オリンズの場末の酒場で東洋人らしき女性が気まぐれに、信じられないようなソウルフルな声で歌うことがあるらしい・・・・」というようなビッグ・ニュースを夢想してしまいます。是非、正夢に・・・・ - 期待して購入したが、企画のためにライブ音源もスタジオ音源も一律に処理されており、歌がエコーの向こうに霞みディティールもニュアンスも殺されている。なぜ素晴らしい声を素直に聞かせないのか?もともと録音が悪いのか?本当に残念だ。
- こんなすごい歌手がいたんだ。「すごい」という月並みな表現がもどかしい。
こんなにたくさんの引き出しをもっていて、そこからいろんなモノを出してくる、現在こんな歌手がいるだろうか。
岩崎宏美のカバーをオリジナルのつもりで聴いていた「伝わりますか」、今回初めてちあき本人の歌で聴いた。歌い出しでグッとつかまれた気がした。 - こんな歌手今いるでしょうか。「歌謡歌手」と言うのがぴったりかもしれません。正真正銘の歌のプロですね。個人的に演歌はあまり似合わないかなと思いますが、それでも誰よりも上手い!演歌のみならずジャズ・シャンソン・ロック、歌と名の付く物なら完璧に歌いこなす。彼女の演技も大好きでしたが、あらゆる歌や演技が全てちあきさんの栄養になって再び「歌」と言う形になって飛び出しているんだとつくづく感じました。今の、すぐにデビューしてしまう素人歌手達に是非とも聴いてもらいたいものです。
- 所属レコード会社の方針もあってか「ちあきなおみ」は私の苦手な歌手の1人で
した。しかし、彼女の特集を組んだテレビ番組をきっかけとして、拙宅でも再評
価の動きがあり、普段は音楽の好みの異なる私たち夫婦の合意をみて購入した
のがこのCDでした。
正直参りました。これだけの歌唱力と表現力を持った歌い手が現在何人いるでし
ょう。しかも、流派にこだわって山を見ない、偏狭なセクト主義(彼女が現役だ
った頃の私もそうでしたが)とは全く無縁に様々なジャンルの歌を歌いこなす彼
女は、まさしく不世出の歌い手であったことがこのCDからも良くわかります。タ
イトル浅川マキ訳詞「朝日のあたる家」にしても、河島英五「酒と泪と男と女」
にしても、ちあきなおみの世界に見事に取り込み昇華しています。
・中森明菜 演歌『ちあきなおみ』【加護亜依】
・ちあきなおみ・TVCM
・ちあきなおみ(私の好きな歌を、曲をお届けします)。
・BAYBLUES RECORDZ Presents WINTERTIME WIT'THA DSC~White Nite~/DS455 ...
・演歌オールスター決定盤3
・ちあきなおみ・TVCM
・演歌オールスター決定盤1
・演歌オールスター決定盤1
・ちあきなおみ
・BAR「BLUES」のママ・ちあきなおみ。